・火災後の復旧工事なので塗膜剥離や中性化防止等
　いつもの大規模修繕工事とは一味違いました。

・延焼認定範囲の建具交換工事等で
　居住者様の協力が必要になる工事が多かったですが
　皆様の協力で無事に完了することができました。

・火災の怖さを改めて実感しました。

この現場の特徴は、事務所、駐車場のスペースとして、校庭の一部をお借りしたので
すが、グランド内の最新の埋設配管図が無いため、仮囲いの単管パイプ打込みは危険
であると判断しました。

そこで、山留用のH鋼＋B型バリケードの仮囲いに変更し了解を得ました。

　おまけ：学校の池で！人面魚発見！

冬季の工事であったため降雪の影響があり、工程管理と人員確保に苦労しました。
１棟あたりの屋上面積が広い反面、クレーン車を設置できる場所が各棟１箇所ずつしかなく、資材運搬も大変でしたが、作業員さんの頑張りのおかげで工期内にお引渡しすることができました。

総戸数519戸、64棟＋付属棟3棟の陸屋根防水工事と鉄部塗装工事を行わせて頂きました。
8万1千㎡の広大な敷地を職員・作業員が毎日駆け回り、半年間に及ぶ大工事を無事故で無事に完成させることができました。
監理者様との週一回の工事打合せには、管理組合の役員の方々にも毎回同席して頂き、工事の諸問題を素早く検討・対応して頂いたことが、工事成功のカギとなったのではないかと思います。
大型物件だけあって、現場での品質管理・工程管理・安全管理・環境管理には非常に労力を費やしましたが、工事完成引渡会で労いのお言葉と感謝状を頂くことができた時、努力している姿は必ず誰かが見ていてくれるものなのだということに、我々一同改めて気づかせて頂くことができました。
今後はアフターメンテナンスでのお付き合いとなりますが、引き続き誠実に対応させて頂きます。
関係者の皆様、この度は本当にありがとうございました。