現場ブログblog


技能講習(玉掛け)に行ってきました

まだまだ残暑が続いています。今年は暑い日が続きますね。

さて、今回は玉掛けの技能講習に行ってきましたので内容等をレポートしようかと思います。

そもそも、技能講習って?と思われる方もおられるかもしれません。
技能講習とは、”キケンを伴う作業ですから、講習を受けた人だけがやっていいですよ”という意味で実施されるものなんです。
イメージとしては簡略な運転免許といったところです。
では玉掛けとはその中のどんな作業でしょうか?
実はクレーン(その中で1t以上の荷物を吊り上げられるもの)を用いて荷を移動するには、この技能講習が必要になるんです。
お分かりの通り、かなり危険性を伴う作業だという事です。

今回の技能講習は3日間、学科2日+試験、実技1日+試験というハードなスケジュール。
スケジュールについては、法律によって縛りがあり、
学科が12時間以上、実技が7時間以上の時間の講習を受けなければなりません。
それに加えて試験もあるんです。学科は2日もありますし、
しかも、まれに落ちることがあるらしいんです。難しいのか…?
が!

学科試験のポイントになる部分は講師の方も熱を入れて教えて下さって、学科試験は難なく突破できました。


さてさて次は翌日の実技講習ですね。

上の写真は実技講習の様子です。
写真では、学科でも説明があったクレーンの使い方で犯しやすい間違いを詰め込んだ状況が作ってありました。

で、実際に何をしたのかといえばクレーンを使用して、このパイプの束を横に移動するんです。
一見簡単そうですが、事故を起こさないよう手順の確認をしながらクレーンの運転者に合図を出すんですね。
手順を覚えながら、体も動かしますので頭と体が混乱&混乱…
一人ではなかなか難しいのでは…という所ですが、3人でチームを組んで実技講習は進みます。
チームを組んで練習に臨むわけで、お互いにフォローし合えるので緊張もほぐれます。
次に何をすればいいのか声に出して、合図で表現しますが、練習中は忘れたり、確認ミスをしてしまうこともあります。
ですが、講師の方がミスを指摘してくれますので、次にミスが無いよう、また仲間をどうフォローするか考えます。
実際の仕事同様、仲間意識も利用して、集中して講習できるようになっていました。

今回の実技試験では、ペーパーテストと実技に分かれていて、
ペーパーでは荷の重さによって必要なワイヤの太さ選定(実際にノギスで太さを計測)、荷の重さ(実際に荷の採寸)の計算が出題されました。
実際の作業の場合になると、新しいもの、あるいはイレギュラーな荷物を運ぶことがありますので、そのあたりを想定した内容ですね。
実は実技試験のペーパーのポイントも学科中に説明があります(笑)初めてやるわけではないので助かりますね。

加えて、練習したパイプ移動の試験があるわけです。
この練習は朝から繰り返し一人3回以上練習できますし、試験中も仲間と一緒ですので問題なくクリアできると思います。

というわけで、実技講習はテストを含めて8時間と非常に長い一日でした。無事にチーム全員合格しました。


普段は監督業ですので、実際の作業は職人さんにお願いして、自分は監視を主な作業とするわけですが、
自分の指示や・普段の職人さんのやり方の中で、より安全な方法の選択肢や、慣れによる不安全を
この経験から見つけられれば…と思います。
工事には危ない作業が数多くあります。
今回の実技講習から事故事例や危険事例を通して”注意一瞬、怪我一生”を改めて教えられました。
普段から考える安全ですが、これからも実際の技術としても学び、さらに不安全からも学ぶことで事故の無いより安全な現場を目指します!
講師の皆さん、そしてチームの皆さん、どうもありがとうございました。

 

それでは、”明日も明後日も”ご安全に!!