現場ブログblog


こんな時こそ大掃除

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
慌ただしく始まった令和2年ですが、あっという間の年末です。
今年はオリンピックも延期で、また来年も2020がやってくるような気さえしますが……

前置きはさておき、年末の恒例行事といえば、大掃除ですね。
皆さんはお気に入りのお掃除グッズってありますか?
私の場合は「クエン酸」です。
クエン酸は、レモンや梅干しのすっぱさの成分でお馴染みですね。
最近は100均のお店でも見かけます。

では、そのクエン酸を実際にどこで使うのか……
それは『水回り』なんです!
つまるところ、クエン酸は弱酸性ですので、アルカリ性系の汚れを中和することで
綺麗になる、ということなんですね。
湯沸かしポットの白い汚れや、シンク・トイレの汚れ落とし等に活躍するんです。
(反対に酸性系の汚れ落としは重曹を使うらしいですが、私は使ったことありません…
ただし、酸性ですので ”塩素系と併用は絶対に厳禁” です!)

実はこれ、私たちが行う大規模修繕工事でも同様のメカニズムを利用しているんですよ。
それが洗浄作業。下の写真では薬品でタイルを洗浄しています。

私たちの施工するマンションの多くは、コンクリートの建物です。
そして、コンクリートは実は強アルカリ性の性質をしています。
建物を彩るタイル廻りのモルタルもまた、強アルカリ性なんです。
そのため、何らかの原因で(多くは遊離石灰やコンクリートの中性化ですが)生じた汚れを落とすのに、
クエン酸ではありませんが、酸性の薬品によってタイルは効率的に洗浄できるということです。
(ここで一点注意!薬品はしっかり水で流しきる必要があります。
薬品がついたままですと建物に優しくありません。)
お家の中の大掃除は1年に1度自分でできますが、こういった外側の大掃除は、修繕サイクルの中で
10年から15年くらいに1度、しかも、他人の手によってしかできません。
ですから、やり残しのない・納得のいく工事をご提案できればと思っています。

そんなわけで、現場に思いを馳せつつ家の掃除に精を出している私でした。
それでは、掃除の後の手洗いも忘れずに!!